冬の不幸

□サイクリング オン ザ ワールドパッチベイ 005 2004.2.6

2月は冷え込むと言えども太陽が出ている日はほくほくと暖かく、リカンベント通勤
も快適で幸福だ。しかしそれは往路に限った話。復路に就く頃には太陽は沈み風は強
くなり手と足の指先はしびれて不幸な気持ちを満喫することになる。さて昨日はお日
柄も良くリカンベント通勤。日中12度まで上がるという僥倖に恵まれた日であった
が、やはりそれは往路に限定されていた。ズボンの上にオーバーパンツを履き、ダウ
ンジャケット様の綿入れの下にはユニクロのフリースを着み、手には外がナイロン中
がフリースの防寒手袋を装着。完全な外気遮断作戦だった。しかし完全なる遮断にも
かかわらず、微妙に冷えて膝の動きが鈍っているらしく、いつもならスルーできるは
ずの信号がことごとく赤。タイミングがずれているようだ。あげく皇居前の信号につ
かまり、信号待ちのあいだ横風をまともにくらってあわや転倒の危機。通常発進後1
0分で内側から暖まるはずの身体がほくほくして来たのは30分後のことであった。


ダァ。もう、すぐ家だよ。

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■ 浅野正蔵サバ長 ■
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