何も無くても何か書く

□サイクリング オン ザ ワールドパッチベイ 028 2004.2.29

●実は今日は、敢えて書くようなことが無い。
●何の因果か朝からものすごーくとにかく元気が出なくて体中から燃料が漏れている
ような有様。外はと言えば中途半端な湿り気を帯びたなま暖かい空気であって空には
黒い雲がふんむふんむとわき出ている、これはオカシイ。地震でも来るんじゃないか
という陽気。
●飯食って飛龍号の散歩しに小一時間歩いただけでダウン。有栖川公園は遠かった。
寝る〜。
●何の因果か5分で飛び起きてそのまま起きつるに、同居の恋人がメガネを買いに行
くというのでガイシュツ。こういう日は人ごみに出るのは御法度なんだが、インド人
のインド人によるお客のためのカレーにつられて渋谷。食ったら少しく元気が出たの
で引き続き歩く。古武術の要領で人混みの上手な避け方をやってみるが、ドカドカと
人にぶつかることぶつかること。とはいえ、この俺様でも避けきれないような魯鈍な
動きの連中にぶつかるのであって(人波の動線ど真ん中で立ち止まるとか、カバンが
馬鹿でかいとかな)、さして問題は無い。
●午後3時を過ぎたら気温が下がるんではないかと予想したものの、なんと事実は逆
で3時過ぎたら日が出てきて、ぐんぐん気温が上がった。もう勘弁してくれ。
●帰宅してサイドダウン。再度寝る。今度は30分ほど。唐沢俊一さんじゃないが気
圧のせいかもな。
●昼カレーのバイキングを食い過ぎたので夜飯はナシ。使い物にならない1日であっ
た。気もふさぎがちで、ふさぎついでに第五福竜丸のNHKアーカイブを見た。思い
返せばバブルだ失われた10年だとパックスエコノミカ的な話しになりがちだが、1
980年代前半は、米ソ冷戦と人類を300回滅亡させられるほどの核兵器と背中合
わせでヒヤヒヤした青春だったのだ。当時つきあっていた女の子には「核戦争が起き
たら一緒に壁の染みになろうね」なんて口説き文句が本気でまかり通っていたのだか
らな。

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■ 浅野正蔵サバ長 ■
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